
健康という名の会社です。

国際基準の各種測定検査と
信頼のスポーツギアの販売を通じて、
「健康」と「安心安全な食生活」に
貢献してまいります。
サルーテ:Saluteとは、イタリア語で「健康」を意味します。




GI値測定
GI値測定の必要性
「 GI値」は、安全安心な食生活のために、いま最も注目を集めている食品基準のひとつです。
GI値とは⋯
GI値(グリセミック指数の値)とは、炭水化物が消化されて糖に変化する速さを相対的に表す数値。1981年、カナダのデヴィッド・J・ジェンキンス博士らが、摂取する食品ごとの血糖値の上がり方に違いがあることを発見し考案した指数です。GI値が高い食品(高GI食品)は血糖値を急上昇させるためにインシュリンの分泌も促進され、反動としての血糖値の急激な下降を引き起こすとされています。血糖値が急激に上昇する食生活を続けていると、インシュリンを送り出しているすい臓の疲労など人体に大きな負担がかかり、糖尿病等の生活習慣病やアルツハイマー病の進行などを引き起こす原因になることが指摘されています。その一方で、GI値が低い食品(低GI食品)は安定した血糖値を長く維持し、インシュリンの分泌を遅らせることがわかってきました。
日本人の6人に1人が糖尿病あるいはその予備軍といわれる時代になりました。
「国民健康・栄養調査(平成24年 厚生労働省調べ) 」 によると、「糖尿病が強く疑われる人」は約950万人、「糖尿病の可能性を否定できない人(糖尿病予備群) 」は約1,100万人。合わせると全国に約2,050万人もの糖尿病あるいは予備軍が存在することが推定されています。40歳以上に限れば、日本人のじつに3人に1人が対象になると言われています。
GI値を測定・証明することは、御社製品のブランド力を高めます。
糖尿病大国となりつつあるわが国では、いま食品におけるGI値への関心が急速に高まっています。大手コンビニチェーンでも低GIを謳ったPB商品が好調な売れ行きを見せるなど、GI値によるブランド戦略をとる企業がいくつも現れてきています。こうした流れのなか、 GI値を測定し、その数値を明らかにすることは、製品の機能性としての価値を大きく高める可能性があると言っても過言ではありません。
弊 社サービスの特徴
弊社は、GI値測定のパイオニアであるカナダINQUIS社(旧社名GIラボ)の日本における唯一の取次機関です。

発展途上のわが国のGI値測定環境
GI値の機能的価値が注目を集めつつあるわが国ですが、GI値の測定環境は発展途上と言わざるを得ません。検査機関は病院系、食品会社系合わせても数ヵ所のみ。検査費用も高額で、GI値測定はまだまだハードルが高いのが実情です。
実際に計測した数値でしか、製品へのGI値表示はできません。
GI値測定環境が未整備なわが国では、製品のGI値を表示していても、実際に測定したものではなく、既存のGI値一覧をもとに原材料から推定した数値を表示している食品会社も散見されます。じつは、GI値は原材料の組み合わせ方や配合率によって大きく変わる場合もあり、GI値の表示には実際の検査結果を使用することが義務付けられています。こうした状況を踏まえ、弊社は、もっと手軽に高精度な検査を実施できるサービスを目指し、GI値測定のパイオニアであるカナダ「INQUIS社」(旧社名GIラボ)と交渉、わが国における唯一の検査取次機関となりました。
「GI値」の提唱者による検査機関、カナダGlycemic Index Laboratories
弊社が取次ぐINQUIS社(GIラボ)は、GI値の提唱者であるジェンキンス博士らによって設立された研究・検査機関であり、いわばGI値の元祖とも言えます。INQUIS社で用いている食品検定方式は、国際標準化機構(ISO)による食品部門基準(26642-2101)すなわちGI値測定ならびに分類に関する規定に順じ、かつそれをも上回るものであり、高い信頼性を保持しています。
日本国内での検査費用の1/3~1/4で検査実施が可能です。
日本国内の検査機関によるGI値の検査費用は、概ね1検体に付き約4.000.000円(税別)と言われています。一方、弊社が取次ぐINQUIS社では、その1/3~1/2の費用で同様の検査を行なうことができます。詳しくは弊社にご相談ください。

GI値検査方法
INQUIS社での基本検査方法

検査対象者
■選定基準:年令18-75才、男子および妊娠中でない女子、健康にすぐれたもの。
■非該当者:年令18才未満および75才以上のもの。エイズ、肝炎、糖尿病、心臓疾患を認知しているも
の。現在投薬を受けているもの。また検査参加する当該研究所ウオレバー医師本人、或いはその他に危険
をあたえる可能性があり、また検査結果を損なう可能性のあると判断した場合。
■検査対象者数:全部で10名を対象者として選定する。統計学的にt分布を用い個人別の変化計数(CV)を血糖値上昇曲線面積(AUC)値25%内に存在するものと想定、検査母体数10名が前記上昇
曲線面積が統計有意度(p値)0.05以内において全検体33%について80%の確立度を意図します。
検査方式
当該研究所でG指数検定に採用している検査規準は国際標準化機構(ISO)FDIS28842に準拠しています。これは商標秘匿、ランダム調査を基礎としたものであり、個々の参加検体に対しては個別日程が組まれ、1週当たり1回から3回の検査が実施されます。検査当日、検査参加者は当該研究所(ビクトリア通20番3階或いはマベリー通135番地)に午前中出頭しますが、本人はそれに先立って10-144時間は食事摂取は行ないません。体重測定の後、参加者は指から血液簡易採取を5分間隔で行なわれ、それから10分以内に標本試食を行ないます。その後、15,30,45,60,90分ごとに血液採取が行なわれます。参加者はこの間2時間静かに座り続け、その後簡単なスナックを与えられたのち検査から解放されます。
インフォームド・コンセント
当該研究所の検査方式は、ウェスターン・インスティチューショナル・レビュウ・ボード(検定評議会)に承認を受けています。本評議会は米国食品医薬品管理局(FDA)、健康厚生局(DHHS)、カナダ保健局(HPB)、カナダ健康調査研究所(CIHR)、欧州連合所定のガイドラインによる全ての必須要件を満たすものです。すべての参加者からは検査実施に先立って文書による参加合意を得ることにしています。
試験食材
試験に供される食事は25グラム有効炭水化物(食物繊維分を除いた)を含有する試験対象物あるいは炭水化物です。これは試験依頼の顧客から提供される試材の栄養分析をもとに計算されます。ブドウ糖は水250ミリリットル溶解液を使用しますが、参加者は水、コーヒー、ティーの選択ができ、希望すれば2%ミルク30ミリリットルの使用が認められます。これらの飲料は全ての食事に共通します。なおGI値測定を行うためのブドウ糖ベースの食事は3回反復して行なわれます。また食事提供の順序は不定とします。
